胸郭出口症候群ならたつの市にある口コミ評判の平松接骨院へ

これは、首～肩にかけての神経の通り道である、胸郭出口で神経が絞めつけられ、肩・腕・指先などに痛み、しびれ、冷感などの不調が出る総称です。

特に、手を上げると胸郭出口が絞めつけられ、症状が出てしまうといわれています。

原因は３つに分けられます。

１：斜角筋症候群

前斜角筋・中斜角筋の隙間（斜角筋隙）に、腕神経叢と呼ばれる神経の束や鎖骨下動脈が通っていますが、腕の酷使や首の骨の歪みでそこに圧迫・牽引が加わり、神経や血管に影響を与えてしまう状態を言います。

２：肋鎖症候群

斜角筋隙を通過した神経は、さらに第一肋骨と鎖骨（肋鎖間隙）の間を通過します。

鎖骨と肩甲骨が下にズレが生じている人は、肋鎖間隙が狭くなることで腕神経叢と鎖骨下動脈などを締め付けてしまいます。カバンを肩にかけた際に症状が強く出る場合では、こちらの疑いが高いです。

３：過外転症候群

さらに、肋鎖間隙を通過した神経は胸の筋肉である小胸筋の下を通過します。

ここが、過度に緊張している状態で腕を横に上げると、神経が絞めつけられて痛み・しびれが生じます。普段からよく使う部位のため、コリやすくてリンパも詰まりやすいので、不調が出やすいのです。吊革などを持った際に症状が強く出る人は要注意です。

いずれも、場所は違えど神経が締め付けられることによって不調が起きるので、神経を絞めつけないための施術をすることが必須です。

当院では、胸郭出口症候群に対し、神経を絞めつけている筋肉の緩和、前に出てしまっている首の骨、肩周りのズレを正常化する施術を心掛けています。

患者様が口をそろえておっしゃるのが、「痛み・しびれが減るがよくなりきらない」や、「時間が経過すると元の状態に戻ってしまう」といった声です。

それは、根本的な施術を行っていない証拠だとも言え、当院では根本施術を心掛け、筋肉に対しての有効な調整やストレッチ、鍼灸施術をご提案しております。

中でも、鍼灸施術はWHOなどから「神経疾患などに有効である」と公表もされており、世界基準と比べても信頼度の高い施術技術です。

経穴（ツボ）や、トリガーポイントに作用して結果を出すことは知られていますが、実は鍼を刺す行為自体にも意味があるのです。人体は傷つくとその部分を修復する作用が働きますが、鍼での場合、ほとんど血が出ないので、体を修復する細胞のみが働く形になります。なので、鍼を指した場所に修復する細胞を集めることが出来るのです。

プロのアスリート選手も重宝しており、神経へもアプローチできるので、胸郭出口症候群の施術に有効とされています。

お灸には、深部の血液循環を活性化し、免疫力・自己回復能力の向上などが見込めるのです。

さらに、当院では矯正施術として機器を使用した背骨矯正や骨盤矯正を行っております。

胸郭出口症候群の原因ともいえる首の骨の歪み、肩が前に出ている事による胸椎バランスの乱れ、身体の要と言える骨盤への影響も想定し、全身検査を行って全体的な矯正施術を行っております。

ボキボキさせる矯正とは違って専用機械を使った優しくて安全、即効性のある矯正を行います。主にカイロプラクティックなどで使われることが多く、体の歪みを取るために支持されている機械です。何度も同方向に矯正をかけることが可能で、刺激は抑えめで微調整できるので、正確性が高く再現性、持続性もあります。

当院での施術の流れは、

筋肉へのアプローチ（斜角筋・小胸筋等への筋膜調整）

↓

神経へのアプローチ（鍼灸施術）

↓

歪んだ骨格を正しい位置へ戻す

となります。

胸郭出口症候群による症状で一人では悩まず、気軽に当院までご相談ください。