変形性膝関節症
- 歩くと膝がこわばる
- 膝に水が溜まる
- 階段・坂道の上り下りが辛い
- 以前は出来ていた正座ができない
- 「変形性膝関節」と診断されたが手術は受けたくない
- 膝が曲がったままで伸びない
中高年の女性に多い「変形性膝関節」とは?|たつの市 平松接骨院
これは、膝関節でクッションの役を果たしている軟骨が、何らかの原因ですり減り、関節の隙間が狭まって骨に棘ができ、関節に炎症が起きる事を言います。特に中高年の方に多く、女性に多く見られます。
・初期症状
一般的に階段の昇降や歩き始めに痛みを感じ、正座するときに痛みを感じることが多いです。
・中期症状
初期症状を過ぎると痛みが頻繁に出るようになり、膝が曲がりきらなくなったり、伸びきらなくなっていきます。また、炎症が原因で関節に水が溜まり、張って腫れているような感覚や、熱を感じるようになってきます。
・末期症状
ここまで進むと日常的に強い痛みがあり、生活に支障をきたし、少し歩くだけ、寝ているだけでも痛いといった症状が発生します。
関節の可動域が狭くなって不自由が生じ、外出も億劫に感じて筋力低下を招き、ストレス状態でうつ病を患ったり、高齢の方では認知症が進行する場合もあります。
変形性膝関節の原因|たつの市 平松接骨院
原因には明確なものと曖昧なものがあり、いずれも対処法が大切なので、参考にしてください。
1:発生原因としては曖昧なもの
女性特有の歩行の仕方
加齢
肥満
筋肉の低下
偏平足からくる足の形状の悪さ
ハイヒール
などです。
2:発生原因として明確なもの
膝関節を支える靭帯を損傷した経験がある
膝関節周囲を骨折した事がある
半月板の損傷をした事がある
膝関節の捻挫を経験した
膝関節の脱臼をした事がある
などです。
これらの原因を見極めたうえで、最大限の回復まで導く『根本的な改善』を当院ではモットーとしております。
当院での変形性膝関節への施術方法とは?|たつの市 平松接骨院
当院では、3段階に分けた施術をご提案しております。
第1段階
固くなっている関節の動きをほぐす施術を行います。
膝関節周囲の筋肉への緊張をとるため、ストレッチなどで緊張緩和を目指し、関節自体の正しい動き方を思い出させる『他動運動』も行います。
とても強い緊張の場合、安心安全な鍼灸施術も併用しております。
第2段階
緊張がほぐれ可動性が戻ってくると、次は本来の関節の『バランス調整』です。
例えば、太ももの骨(大腿骨)とスネの骨(脛骨)の間に捻じれがあると、体重を掛けるだけで膝の関節には余計な摩擦が生じてしまいます。
なので、第1段階で緊張や可動性を改善したとしても、関節のバランス調整をしなければ、再度炎症を起こし痛みを繰り返してしまうのです。
第3段階
ここまで来ると、以前の痛みが改善されて動きやすさを取り戻す方が多いかと思います。
ですが、ここで終わりではなく、最も大切な『筋力強化』を行っていきます。
筋力を補わないと、関節を支えきれずに再び緊張が出て、振り出しに戻ってしまうのです。
ご自身で鍛えられる方もいらっしゃいますが、まずは運動しても大丈夫なだけの筋力を付けて頂く必要があります。筋力が少ないままで運動を始め、痛みを再発させてしまう場合があるからです。
そのリスクを避けるため、立ったまま行える最新トレーニング機器をご用意しております。
この機械によって、最低限必要な筋力を付けて自立できる状態に戻していきます。
ここまでくれば、自身で運動をしていただいてもOKです。
当院では、併せて運動指導も行っておりますので、気軽にお尋ねください。
変形性膝関節を諦めている方は、一度当院までご相談ください。